渓流釣りの安全装備

渓流の安全装備

 海釣りでは安全のためライフジャケットを装着した釣り人を多く見かけます。最近ではバス釣りでも見かけます。渓流釣りではライフジャケットを装着した方を見かけることはまずありません。
 見かけない理由は、渓流ルアー釣りに最適化されたライフジャケットが無かったからです。
ウェーダーを履いて転倒すると、ウェーダー内に残った空気が浮力となり下半身が浮くのです。その反対に上半身は沈み、そして溺れるのです!浅瀬でも周りに掴まる岩などが無いと溺れます!
 どんな釣りでも危険は隣りあわせですが、渓流釣りは他の釣りよりも足場の悪い場所を移動するので、安全装備は必要です。

ウェーディングスタッフ

 転ばぬ先の杖!ウェーディングスタッフ!
 渓流釣行は滑りやすい岩の上の移動が多々あります。周りに気の枝や大きな岩などの支えとなる物があれば安全に移動できますが、それらが無い渓流の中ではバランスを崩し転倒なんてことも。
足場の悪い渓流釣行の安全確保のためにウェーディングスタッフが必要なのです。
 普段の移動では使用しないのでコンパクトに折りたためるものをおすすめします。

浮力材入りフィッシングベスト 

 渓流ルアー釣りでは聞きなれない浮力材入りのフィッシングベスト。
渓流ルアーマン用にもあります!パズデザインさんのFTG ストリームベスト II。
フィッシングベスト内部に小さなビーズ型の浮力材が入っています。

写真はパズデザインのサイトより引用

パズデザインの公式サイトはこちら 〉〉

渓流ルアーマンの動きを妨げない拡張式ライフジャケット

 渓流釣りは、水の中を歩いたり岩に登ったり藪の中を歩いたりと、他の釣りに比べ動きが多い釣りです。非拡張式のライフジャケットだと素材の厚みと硬さで上半身の動きが制限されます。
拡張式の場合、ウエスト式では藪や枝に引っ掛かり予期せぬ拡張したり、首掛け式では胸の部分にライフジャケットがくるのでフィッシングジャケットの邪魔になる。
 そんな拡張式を改良した渓流ルアーマン向けのライフジャケットがあるのです。ダイワのショートライフジャケット。ライフジャケットの拡張部分が首の後に配置されています。この位置のおかげで渓流ルアーマンの動きを妨げません。

写真はダイワのサイトより引用

ダイワの公式サイトはこちら 〉〉

出会わないためのアイテム『熊よけの鈴』

 熊よけのアイテムとして、多くの渓流釣りのかたが身につけている「熊よけの鈴」
その効果を疑問視する意見もありますが、熊に「人間がここにいますよ」とアピールし、近距離で出会わないためにも「熊よけ鈴」は必須のアイテムです。
 また、鈴のタイプは、値段の安いプレス成型のものから、少々値段は高いですが肉厚で響きのよいもがあります。

神だのみ!?鹿の角を携帯する

 【鹿】は水難の守り神。鹿が川を渡る事から縁起を担ぎ「水難除けのお守り」として重宝されているようです。最後は神だのみです。

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